Columnコラム

【経営力強化】「ドラッカーの5つの質問」から考える企業活動の目的

UPDATE:2016/04/25

経営の基本的活動は前回のコラムです。そして企業活動を行う上での優先順位は、「ドラッカーの5つの質問」を明確にすることで決まってきます。事業を考えるスタートラインともいえる重要な質問です。

1) 我々の使命は何か?
2) 我々の顧客はだれか?
3) 顧客は何を価値あるものと考えるのか?
4) 我々の成果といえるゴールはどこか?
5) そのための計画・活動は何か?

上記の5つの質問の答えを明確にしている会社、そしてそのことを経営者が現場に具体的に浸透させている会社が、顧客に支持される会社に繋がっているのではないでしょうか。弊社も環境変化の中、幹部と事業の軸を共有する時、この質問に対するディスカッションから始めます。以下具体例。

①シアーズ物語・・・「顧客は誰か」「使命は何か」の追求
②P&G・・・「消費者がボスである」の徹底
③Zappos・・・企業文化「顧客にWOW!(感動)を届けよう」
③大戸屋・・・「母さんおなかすいたよう(母さんの手作り料理提供)」
④都田建設・・・「既存顧客最優先」「家を作ることの感動を買って頂く」

次回へ続きます。

【コンサルタントプロフィール】

wada 和田一男
(株式会社ブレインパートナー 代表取締役 組織変革・営業変革コンサルタント)
北海道小樽市出身。(株)ヒューマン・キャピタル・マネジメント取締役。大学卒業後、1985年(株)リクルート入社。2000年独立し、(株)ブレインパートナー設立、代表取締役就任。経営力強化、実行力強化支援、営業力強化コンサルティング、実行機能としての組織構築、組織変革コンサルティング、人材育成、人事評価制度構築、目標管理制度運用支援を行っている。著書「30歳からの営業力の鍛え方」(かんき出版,2006年)、「ドラッカー経営戦略」(明日香出版社,2012年)

 

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