Columnコラム

【組織強化】中小企業、成長のための基本原理 ③全体最適

UPDATE:2019/03/01

企業の発展のための課題をいかに解決して、成長していくか。
経営課題とは、企業のあるべき姿と現状のギャップの事を指します。
経営で最も重要なのは、「経営全体を考えて、部分を強化していく発想をする事」です。
企業には固有の発展段階があります。
しかし、で説明したように、ある一定の原理原則も存在します。

 

経営には、全体バランス強化と部分としての機能強化があります。
全体バランスとはその会社のウェイ(ミッション・バリュー・ビジョン)、風土・文化・DNA、哲学、ポリシー、などの浸透具合を言います。

企業活動は機能(部分)としての経営要素をいかにして強化するかに視点が集まりがちですが、その経営要素は、有機的に関与し合っていて、変化を嫌う傾向にあります。企業の成長が均衡状態の時には、ある意味全体バランスが落ち着いていて、部分だけ強化しても、また元に戻ってしまいます。

企業が発展(衰退)段階にあるときは、どこかの機能だけを先行して強化されるが、他の機能がその足を引っ張るため、そのままのバランスでは、飛び出した部分も結果的に元に戻されてしまいます。
あるべき姿と全体バランスを考えた一連の組み直しが必要となります。

 

例をとると、社員の活性化策の企画が山ほどありますが、どんな施策を表面的に取り入れても、なかなか機能しない。なぜならその会社の中核となるDNAやコミュニケーション、制度・仕組みが変わっていないからです。ある意味、悪いなりにもバランスが取れていたのです。また、目標管理だけ徹底しようとしてもマネジメント力の向上と人事評価制度との連動がなければ、やはり長続きしなくなります。
すなわち、その会社の状態にあった組み立て方、順番、程度(塩梅)があるのです。

 

 

 

【コンサルタントプロフィール】

wada 和田一男
(株式会社ブレインパートナー 代表取締役 組織変革・営業変革コンサルタント)
北海道小樽市出身。(株)ヒューマン・キャピタル・マネジメント取締役。大学卒業後、1985年(株)リクルート入社。2000年独立し、(株)ブレインパートナー設立、代表取締役就任。経営力強化、実行力強化支援、営業力強化コンサルティング、実行機能としての組織構築、組織変革コンサルティング、人材育成、人事評価制度構築、目標管理制度運用支援を行っている。著書「30歳からの営業力の鍛え方」(かんき出版,2006年)、「ドラッカー経営戦略」(明日香出版社,2012年)

 

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