Columnコラム

【経営・戦略】第6回ドラッカー学会より

UPDATE:2011/05/19

2011年5月14日に行われた「第6回ドラッカー学会」より

 

土曜日でありましたが定員200名満席状態。
いろいろな刺激がありましたが、とくにおもしろかったのが研究発表。

 

○すでに起こった未来
 20世紀初頭の経済大国アルゼンチンの失策に、日本は学ぶものがある、という深い話。
 支出のピークは50歳、人口動態から「支出の波」を計算すると、2015年から2020年に再度経済は
 盛り上がり、その後は急速に後退していく。
 その後は新興国の市場を育成していくしかないという話。

○上田惇生先生の話
 ドラッカー自身も実務者ではなく、研究家であった。今後ドラッカーの思想が社会に根付いて
 いく為には、実務経験者が、説得力を持って、ドラッカーを語っていかなければならない。
 これは、実務にも近い自分の役割だと思った。上田先生頑張ります。

○キッコーマン 茂木会長の話
 1957年醤油を本格的に米国で販売した時の話。まさにマーケティング。醤油を売るのではなく、
 醤油の使い方を料理法とともに広める。新しい需要を作り出す。
 現在キッコーマンの営業利益は、6割が海外から生み出されている。

ドラッカーの研修会はいつも刺激的です。

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