Columnコラム

【経営・戦略】マネジメントの未来

UPDATE:2015/05/18

前コラム「変わりゆく経営」のような変化を受けて、経営者、リーダーは、どうしていくべきでしょうか。
マネジメントの未来を5つのポイントとして、まとめてみます。

■外部の情報収集が重要になる
事業や業界の変化より、その外部環境の変化が先に起こります。
真に必要な情報の収取と判断する能力が求められます。
内部情報や過去の分析は当たり前で、幅広く他業界の変化のパターンや市場・顧客の流れを洞察することがリーダーにとっては重要です。

■知識労働者が差別化の源泉になる
少数の高度な知識労働者が企業の卓越性を支えます。
彼らは会社より仕事を選びます。
彼らにとって魅力的な仕事、組織とは何か、何が動機づけになるか、いかに生産性を高めるかを常日頃考えることがマネジメントでは重要です。
さらに、優秀な人材は雇用されることを好みません。
独立されるなら(ノウハウも流出します)、いかにして協力者として連携できるか、経営的なレベルの課題です。

■マネジメントを変えなければならない
知識労働者はパートナーです。命令できません。
管理者は自ら先頭に立って稼ぐことよりも、知識労働者の生産性を高め、彼らを通じて成果を最大化することが役割です。
また、マネジメントの対象も会社の社員だけとは限りません。様々な雇用形態、外部連携が対象になります。
彼らを束ねるためには、ミッションやバリューが必要です。より高度なマネジメント力、リーダーシップを必要とします。

■人事の中心的課題が変わる
数の採用から徹底した質の採用に代わります。
また、採用だけではなく、人材のリテンション(囲い込み)が重要課題です。
多様な雇用形態による適材適所、高度な知識の標準化、納得いく評価制度、自社らしい社員を育成する人材開発手法を持たずには、企業の発展はありえません。

■トップマネジメントに求められるミッションが変わる
トップマネジメントの最大の仕事は「組織としての個の確立」です。
そして最大の課題は「正統性(価値感・使命感・ビジョン)の確立」です。
トップマネジメントが組織の魅力そのもの(源泉)になる。他のものはすべてアウトソーシングできます。
これからの企業には、求心力が最も重要。トップマネジメントを優秀なチームとして編成し、変革を続けていくことが優れた企業であり続ける条件となります。

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